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<<   作成日時 : 2007/10/19 21:30   >>

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最近、市民共同参画だとかボランティアだとか、地方議会でも議論が盛んです。
市民共同参画はともかく、ボランティアまで議論に入れるというのは、正直、情けなくなります。

ボランティアというのは、最終的に本人次第。

やりたい人がやる。
やりたくない人はやらない。
やりたい人はやりたくない人を強制しない。
やりたくない人はやりたい人の足をひっぱらない。

また、言葉は悪いのですが、ボランティアはいつでも投げ出せるという性質を持っています。そして、投げ出しても何のペナルティもありません。
その個人が限界を感じたり、やる気や責任感がなくなった時点で、その人の活動は終わります。
それを組織化しようというのは、ボランティアをしていない人の意見か、ボランティアから利益を得ている人の意見だと思います。

ところで、公務員というのは、非常にボランティアの盛んな業界です。

若い男性職員なら、かなりの割合で消防団の経験者でしょう。
古典的青年団の経験者も田舎へ行けばかなり残っています。
保育所・小学校のPTA役員も役所の職員が多いのは有名な話。
地域の運動会の裏方も、役所の職員がいないとできない部分があります。
また、地元に昔から住んでいる職員が多い地方の場合、隣組などで賦役される道路工事などにも参加します。
活動に限らず、物資の面でも、移動献血車は役所がお得意様。
赤い羽根や歳末助け合いのおばちゃんも、まずは役所から巡回。

実際のところは、大半の役所の職員は、積極的にボランティアに参加しているわけではありません。
ただ、あるがままに受け入れているだけです。
同時に、彼らはボランティアが、誰かに奨められたり、意見されて行なうものではないということを知っています。

ボランティアは、最終的には、社会に対する責任感、もしくは社会参加という自己実現的欲求がないとできないものです。

それを施策的に編成するのは、ボランティアという名を借りた強制賦役でしかないのではないかと思います。

ついでに言うと、こーいう話が出てくると、真っ先に役所の職員が徴用されるんですよ(笑)。
議員さんあたりが、
「職員もボランティアせんといかんっ」
・・・とか言い出して。
アンタらよりゃ、よっぽどボランティアしてるよ(笑)。
まぁ、そーいう議員さんって、結局、有権者を見るだけで、役所は見てないんですがね。

あ、でも、昔、私の仕えた首長さんとか、見てて感動するほどボランティアしてたなぁ。
朝晩は通学路回って、休日は、各種団体のボランティアに紛れ込み・・・
・・・脱線しちゃいましたね。

そんなこんなで、あくまで「自主的」であることが、ボランティアを続ける原動力なのです。
自分が善意でやっていることなのに、人にどうこう意見されて、面白いわけがありません。
ですので、ボランティアの強制やボランティアへの干渉は、ボランティアの衰退を助長するだけだと思います。
逆に、行政に対して参画する意思のあるボランティアには、積極的かつ一方的に、見返りを求めず支援すべきだとは思います。
しかし、ボランティアが恒久的に活動するという錯覚を起こしてしまうと、痛い目に遭うでしょうね・・・

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
最近ボランティアに興味があり、
検索エンジンにかけて、
記事を読みまくってるうちに流れつきました。

ボランティアを強制するようなことがあるんですか?笑
確かに、
私のような就活を控える学生にとって
「課外活動」の欄を埋め自己PRをするため、
目に見えない形で
ボランティアを強制されてる感じがあります。
「何じゃそりゃ」
って笑いながら横目に見てますが。
市政で?笑

ただ、
行政や国の役割が、
利益を求める自由な営みのなか、
「利益にならないから誰もやりたがらないこと」
「でも必要なこと」
を請け負うものって学校で習い、
感心したことがあります。
これもその顕れでしょうか?

だったら、
職員が強制されて、
市民に参加者を呼びかけるのも納得できます。
職員にとってはたまらないでしょうが。

もちろん、
市民に強制しはじめると問題ありですが。笑

見識が広がって、
疑問もいただける記事でした。
ありがとうございます!

http://machieve.seesaa.net/
藤方たいこう
2007/11/13 04:01
管理人さんです。

まぁ、基本的に、口に出すだけで、現実に強制されることは、まずありません。

労基法の問題で(笑)。

ただ、普段からボランティアの盛んな業種ですので、間違った切り口でボランティアを論じられると、反発が大きいですね。

ではでは・・・
k.k.
2007/11/13 07:50

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