地方公務員拾遺物語 別館

アクセスカウンタ

zoom RSS 派遣切りと人手不足と非正規雇用と正社員

<<   作成日時 : 2009/02/02 23:07   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

昨秋来の景気悪化に伴い、非正規雇用者の失業問題が、毎日のように取り沙汰されていますが、最初に爆発するひととおりの悲鳴や不満は、流し切られたようです。
今後は、政策的な問題が中心となっていくと思われますが、同時に、リバウンドのように、非正規雇用者に対しても、厳しい問いかけがなされていくと思われます。

すでに、慢性的人手不足の業界から、大々的に非正規雇用者の受け入れを表明しています。
しかし、失業者はそれらの業界に流れていません。
これを疑問視する声が聞こえるようになってきました。

「働き口があるのに、何故働かない」
「仕事を選んでいる場合じゃないだろう」
「社会人として甘えているんじゃないか」


確かに、職さえ選ばなければ、仕事なんて、いくらでもあります。
しかし、この意見は、正しいのでしょうか?
個人的には、「うーん・・・」です。

そう、現在の報道論調の中で、無視されている部分。

【ケース:1】
給料が高いから、契約社員・派遣社員の仕事に就いている。


第1に、普通にアルバイトするより、こちらのほうが、高い給与を得られます。
また、調整次第で、アルバイトほどではありませんが、自分の時間をつくることができます。

第2に、新規に正社員として就職すると、まず、時間の自由が利かなくなります。
そして、手取り収入が落ちます。(意外ですか?)
多くの場合、新規採用の正社員が、派遣社員や契約社員の所得を超えるためには、順調に昇給しても、数年かかりますよ。

それを、嫌って正社員とならない人は、結構、存在します。
特に、家族の経済的継続に責任を持っている人が、自分以外に存在している場合は。

基本、こーいう人は、この議論の外。
放っておいて、かまわないと思います。


【ケース:2】
将来の自分のために、契約社員・派遣社員の仕事に就いている。


将来、何かをしたいがために、非正規雇用として働き、収入を得ている。
しかし、自分の能力と環境を得て、それを得られるか否か。
それを、いつまで追い求めるか、というのは、その人の問題。

これは、彼ら自身の内面のみの問題です。
生あたたかく見守りましょう。


【ケース:3】
働きたくない職種では働きたくないから、仕事を選んでいる。


はい。
実は、これが一番問題なのです。

生きるためには、その日の糧を稼がなくてはなりません。
しかし、「人はパンのみで生きるにあらず」byイエス・キリスト。

人が生きるためには物理的・金銭的な糧だけでなく、「心の糧」が必要です。
(あ、聖書で書かれている本当の意味は、ぜんぜん違います)
特に、職場というものは、1日のうち8時間も、そこに居るわけです。
同僚とか、家族以上の時間、顔を合わせているわけです。

仕事を仕事と割り切って、それ以外の時間で自己実現できる人は、かまいません。
しかし、仕事(=職業)を自己実現の手段・職場をその舞台と捉えている人にとって、職業選択は、非常に重要な問題です。

これを、問答無用に
「働き口があるのに、何故働かない」
・・・と、切り捨てることは、人間性の否定です。


しかし、日本国憲法では、国民に労働の義務を課し、日本の社会は、人間が労働することを前提に構築されています。

この狭間で、派遣労働者がもがき苦しむわけです。
ただし、ここに、「甘え」が入っている人は、論外ですけどね。

あれ?
別のネタで記事を書こうと思って、前フリしてたら、また、長くなってしまった。
次回に続く・・・(苦笑)。

テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
派遣切りと人手不足と非正規雇用と正社員 地方公務員拾遺物語 別館/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる