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zoom RSS 【阿久根市】自治体が、差し押さえを喰らうのか!?

<<   作成日時 : 2009/12/02 22:35   >>

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阿久根市の懲戒免職裁判の続報ですが、阿久根市長の竹原氏、未だ、鹿児島地裁の効力停止決定を無視。元係長の出勤を拒否し、給与未払いを続けているようです。
で、予想通り、給与支払を求める裁判を、起こされました。しかも、差し押さえなど強制執行に必要な仮執行宣言も求められたようです。

差し押さえって、市の財産を差し押さえらえるってことか!?

もう、言葉もありません。
あえて言うなら、業界関係者としては、「恥」としか言いようがありません。

他の裁判の進行具合から見て、現段階で、市長給与の差し押さえの可能性は、極めて低いわけですので、やっぱり、市の財産を差し押さえるということでしょうね。
もちろん、住民生活に影響がないように、施設本体や予算執行などを差し押さえるようなことはなく、未払い給与分の金銭を差し押さえるといった状況でしょうか?

実際には、どのような判決が下るかはわかりませんが、現状、地裁の命令を無視している以上、阿久根市・阿久根市長には、この裁判、勝ち目はありません。
また、法治国家の公職者が、法に基づく裁判所の命令を無視しているとなれば、裁判所の心証は、まったく期待できません。

政治家は、選良であるというのが、私の信条です。
また、竹原・阿久根市長は、二度の住民の信託に答えて、当選した政治家です。
ですが、法務に関わる者として、もはや、言わざるを得ません。

法に従わない施政者は、法治主義社会とは相容れません。
私は、竹原市長の、施政者としての資質を疑います。

また、12月1日付への西日本新聞に、竹原市長のコメントが紹介されています。

「どうすればいいか、これから考える」

いえ。
別に、深く考える必要はありません。
法に従い、裁判所の決定を遂行すれば良いだけです。

君子豹変は、恥ではありません。
むしろ、施政者に必要な資質です。

(↓非常に良い説明ですので、コチラ参考に)
http://chinawords.seesaa.net/article/6083639.html

追記:
余談ですが、裁判というシステムは、非常に難解で、実際に、裁判を経験してみないと、いろいろ、わからないコトも多いと思います。
今回の阿久根市の件でも、少々、ぐぐると、以下のようなコメントが発見できました。
http://wandermaney.seesaa.net/article/133475608.html

> まだ一審判決なのに、勝手に職場復帰して??。
> 決定もしていないにもかかわらず、勝手に復帰って無いだろう。
> 地裁の判定はあるでしょうが・・、それが有効なのは、最高裁まで待つべきです。

完全な誤解です。
今回の場合、「判決」のほうは、一審判決すら出ていませんが、地裁の「決定」が出ています。
現在の法制度では、最高裁まで行かなくとも、この「決定」には、法的拘束力が発生し、その効力が失われるのは、本訴訟の判決で敗訴した場合のみです。

ちなみに、この方は、
> 本来組合をもてない、公務員

という、誤解もされていますが、日本の場合、自治体職員は組合OKです。
ただ、労働3権(団結権・団体交渉権・争議権)のうち、争議権(=スト権)がないだけです。
(ちなみに、ILOは、スト権付与さえ勧告していますが、それは別のお話)

ツッコミを入れようとしたら、何故か、コメント欄にカキコできなかったので、ココで指摘して、トラバ打っておきます。

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