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zoom RSS 秋の青い空を見ると、飛行機を思い出す

<<   作成日時 : 2011/10/21 00:10   >>

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この季節、秋の青く高い空を見上げると思い出すことがあります。
若い頃、何度か、航空自衛隊の航空祭に、出かけたことがあります。
基地空港に自衛隊の航空機が並び、空では展示飛行という建前で、戦闘機がデモンストレーションするわけで、家族連れもいっぱいの、結構、楽しいイベントです。

また、半袖シャツなマッチョで陽に焼けた自衛官のみなさんが、汗を大量に流しながら、慣れない、でも真剣な手つきで模擬店の焼きそばを焼く姿には、何か、その、こう、何というか、言葉では表現できない、感動のようなものを覚えました。

あと、基地の正門入り口の脇では、「基地反対」の横断幕を掲げた7−8人のグループが、なんとも楽しそうに談笑していて、不思議な光景でした。

さて、本題。
ふと、見ていると、滑走路から、戦闘機が離陸。
そのまま、上昇してゆくと、瞬きしているうちに、点となり、青空の中に消えてゆくわけです。

その時、私が感じたのは、感嘆や憧れではなく、恐怖や絶望の類でした。

「地上の人とは比べることができない存在だと思った。陸に居る者と、アイツらとの間には、努力や精神論では埋められない絶対的な差があるとも」

帝国陸軍の職業軍人であった私の祖父が、ある戦場での経験から、飛行機乗りに転身した経緯を語ってくれる時、必ず言っていた言葉が、脳裏をよぎるわけです。

その時、蒼い空を見て、1人の人間が、どのようにあがいても、「そのために生み出されたモノ」に対しては、人間の身体能力など無意味であることを、確信してしまったのでしょう。

それが、組織だって暴力行為を行った時、どのような結果を引き起こすか。
正直、考えたくもありません。

私と同じように武器を持たぬ者は、無力どころの問題ではないでしょう。
武器手にしていた祖父ですら、そうだったのですから。

故に、私は、憲法第9条・戦争の放棄という精神を高く評価します。
同時に、国家・国民を守るため、憲法第9条の精神に則り、他者の暴力を阻止・抑止する必要性を強く感じます。
(このあたり、独自解釈だとツッコまれそうですが、とりあえず、流してください)

そして、残念ながら、その力を持つ者は、同じ力を持った組織集団でしかないことを確信します。

秋の空を見ると、そんな記憶に胸が痛みます。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
私は自衛隊こそ日本の誇りだと思っております。
彼らは命をかけこの国を守ってくれる。
そんな誇り高き人々を、憲法であいまいな存在に
しているのは非常に失礼なことだと思います。
早く改正すべきでしょう。

少なくとも例の震災以来、
自衛官こそが一番国民から評価されている公務員
だと思います。
残念ながら官僚や私たち地方公務員の評価は
どんどん下がっているようですけれどね・・
ブリカマスキー
2011/10/21 22:19
管理人さんです。

管理人さん的には、自衛官も同業者に過ぎません。
矛盾を抱えた法令と実務の狭間に置かれた、普通の職業人だと思っています。

特別に扱ったり、自分の理想や信念を押し付けたりすることは、避けているつもりです。

自分も、そーいう扱いをされるのって、嫌ですから(苦笑)。
k.k.@管理人
2011/10/22 00:17

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