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zoom RSS 【官公庁へのお礼】救急車のお世話になって

<<   作成日時 : 2012/02/16 22:16   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 11 / トラックバック 0 / コメント 12

前回のネタから、微妙に続きです。
なんだかんだと、救急車のお世話になってしまった管理人。

体力に余裕もできたので、お礼方々、お煎餅の詰め合わせを持って、消防署に行ってきました。

・自分の住所と氏名。
・いつ・どこで、どんな症状で救急車のお世話になったか。
・その後、経過はこうこうで、おかげさまで、このように元気になりました。
・そして、ありがとうございます。

以上を伝え、お煎餅の詰め合わせを渡して、帰ろうとしたところ・・・

「いや。公務ですので、お受けできません」

あははは・・・

やっぱりそうか。
多分、そうくるとは思ったけど、こっちだって役所関係者。

消防の仕事だって、どれだけしてきたことか。
救急隊員の大変さは、身にしみて、わかっています。
せめて気持ちだけ。

つか、不義理があっては、一族郎党の恥。
身内だからこそ、お礼はしたい。
簡単には引き下がれません。

受付カウンターで、煎餅の箱を挟んで、双方、低姿勢な押し問答。
そのうち、どっちの頭もカウンターより低くなってしまいそうな。

最後に、「上司を呼んできます・・・」

よし。勝った・・・と、思ったその瞬間。
奥から出てきた上司は、私の先輩。

肩を組まれて、廊下の隅っこに拉致。

先輩 「あのなー。おまえも、関係者ならわかるだろ。そーいう時代なんだよ」
私 「そりゃ、わかりますが、ここで引き下がると、身内として顔向けできません」
先輩 「自分の立場になってみろや。しかも、消防の指揮命令系統の厳しさは、わかってんだろ。例外は許されない」
私 「しかしですね・・・」
先輩 「時代なんだよ・・・」
私 「時代ですか・・・」

結局、私は、先輩に追い返されました。

以上、そんなこんなで、お煎餅は、今、自宅の来客用となっています。
(それなりに、上等だし、賞味期限も長いので・・・)

んで、役所関係者ではなく、一個人として思うわけですが、官公庁に、お礼の気持ちを示したいときって、どーすればいいんでしょうね?

確かに、私も、物品を示されれば、断ります。
その意味、私が、今回、消防に対した態度は、「身内だから大丈夫」という甘えがあったと思います。

ですが、ただ、お礼を言いに行くだけでは、恩義を受けた側としては、心が晴れません。
もちろん、それは、恩義を受けた側のエゴでしょう。

しかし、そういった「人間的な」部分を否定してしまうことが、良いのかと言えば、必ずしもそうではないと思います。

人間は、生モノです。
良くも悪くも、生モノです。

役所の人間も生モノですし、住民個人も生モノです。

その意味で、官公庁が、デジタルに、機械的になってゆくことは、良いこととは思えません。

そのあたり、きっと、答えはないのでしょうが、なんとも考えさせられた一件でした。

【おまけ:】
ちなみに、私が以前、5年前と15年前に救急車のお世話になった時も、いろいろ差し入れに行きましたが、その当時は、喜んで、受け取ってもらえました。

その時は、私、今よりベタベタに消防との関係を持っていましたし、消防のトップも違う人でしたので、まぁ、そんな感じだったのでしょうけど。
うーむ。
やはり、時代なのでしょうか・・・

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コメント(12件)

内 容 ニックネーム/日時
立派な先輩ですね。
zzz
2012/02/17 10:59
かつぎこまれた病院の関係者にも、どうぞお礼とともに菓子折りの持参をお願いします。
g@yyt
2012/02/17 11:39
 20年近く前、教員上がりの方が私の担当業務に関連する手続きのためアポを取りの電話をしてきて、最後に「それではお待ちしています」といったところ、約束の日時に菓子折りを持ってきて、「今まで役所の人から『お待ちしています』などと言われたことなく、とてもうれしかった。これは便宜を図ってもらおうとかいう下心で持ってきたものではないので、どうか皆さんで食べてもらいたい。」
 当然お断りしたのですが、件の方も簡単には引き下がらず、「上司に会わせてくれ」
 そして、「あなたは実に良い部下をお持ちだ。私はとてもうれしかった」と涙を流しながら訴えて…、押し問答する前にこちらの負け!  チョンチョン
 ほんと、役人といえども人、人と人との間で感謝の気持ちを伝えたり潤滑油の役割を果たす行為はあっても良いと思うのですが、どこで線引きするのが良いのか?今の世の中では迂闊なことをすると自分の首が飛ぶことも考えられ、悪意で仕掛ければ陥れることだってできますもんね。好意だからといって素直に受け取ることもできません。ヤな世の中になったもんだなァ
SUNDAY毎日
2012/02/17 16:46
外国だと救急車は実費らしいので、自治体へ寄付でもすればいいのでは。感謝の気持ちも示せ、自分も満足で、控除もうけられるし。

業務関係で物を貰うのは不味いですよ。受け取った事実は弱みにも繋がりますから、判断に遠慮が生じたと誤解されかねません。渡した方に悪意が無くとも第三者に追求されたら面倒です。拗れて表沙汰になることを恐れ、案件を通したとか。

後怖いですよね、菓子折になにか入っていたらとか。
事務員V
2012/02/18 02:06
越後屋、お主も悪よの〜の範囲に入るんでしょうかね。煎餅が。。
毒饅頭は昔からありますが、毒煎餅はあまり効かないと思いますがね。
そうか煎餅の下に万札が敷き詰められているかも知れないのか。
冗談はともかく四角四面に割り切るのも風情が消えていくようである意味寂しいですね。
人情の機微、情け、人の優しさの範囲であればそう難しく考えることも無いと思うのですが。
病院では今も風習が残っているようですね。
手術で入院したとき、ナースセンターに和菓子の詰め合わせを持っていく。執刀した医者に高価な贈り物を、時には礼金をそっと差し出すとか(公立の病院でもそうですが)
お世話になった時に何かお礼の気持ちを出したいのは人間として普通の感情ですがね。
悪だくみはもちろんいけませんが・・。
酒呑老子
2012/02/19 08:38
 贈り物にぴったりのお菓子があるみたいです。
 http://www.yamabukiiro.com/
ミューラー
2012/02/19 09:51
私が以前いた半公的病院では、お菓子・果物類はセーフ、現金、金券類はアウトというぐらいの線引きでしたね。

どうしてもという場合には、法人への寄付に切り替えてもらってました。上のたとえ話のような話は実際に合って、気づかずにお菓子と思って医者が受け取ってしまったときは
上司と一緒にその人の家まで行って「このままでは私たちは〇〇先生を首にしなければなりません」と訴えて
引き取ってもらったこともあります。

人情をはねつけるのは、こちらもしんどいのですが、やはり第三者から見てどうかを気にしなければなりませんし、
医師間、職員間でもトラブルの種になりがちなんですよね。
主治医よりも副主治医が、執刀医よりも麻酔医の方が上役だったりした時などは特に・・・。

「礼状をそえて法人に寄付していただき、礼状で使い道を指定してもらう」というのが一番無難だったと思います。
これも、受け取る側の良心次第ですが・・・。
おおいけ
2012/02/19 10:34
なんか、SUNDAY毎日さんの投稿にデジャブ感があったので検索してみました。
半分はノイズがはいっていて読みづらいですが、私以外は「社会風習上のお礼は必要だ」論でしたね。自称医療関係者さんは、賄賂だとか叫んでましたが。
http://kkmmg.at.webry.info/201111/article_9.html
g@yyt
2012/02/20 13:33
g@yytさん

> SUNDAY毎日さんの投稿にデジャブ感があったので検索してみました。

ボケボケですね。すっかり忘れていました。
還暦を過ぎた卒業生ですのでご容赦。m(_ _)m

でも、現職の方は、

> 悪意で仕掛ければ陥れることだってできますもんね。好意だからといって素直に受け取ることもできません。

と言うことを頭に入れて、用心用心!
SUNDAY毎日
2012/02/20 21:12
以前所属した職場では、夜勤中、夕食の出前を取って商品券をもらったら「総務へ申告しろ」といってきた課長がいましたね。
自腹で食ったもののサービスまでなぜお伺いを立てなきゃならんのか?と当時の総務課長をみんなでアホ呼ばわりしていましたがね。

その総務課長ですが、自分にはとことん甘い人間のようでして、庁舎内工事の際に、業者から差し入れがあった酒はしっかりと受け取っていましたw
無縁仏
2012/02/21 22:50
物品(社会風習上あってもよいと、この板で納得されている程度のもの)を受領していることを組織として関知していることは重要です。おそらく、自分が飲んだお酒もどの業者からうけたのかも帳簿につけていると思いますので、その総務課長さんはすばらしいと思います。
組織として関知している=個人的に手心を加える、裁量の余地がない、ということで。
病院でも、「お断りします」という対応ばかりではなく、「ありがたく受け取ります。でも、受け取ったからといって、看護師が親切になったり、手術の順番が早くなったりするわけはありませんし、不幸にも薬石効ない事態にもなります」と言われてもなお、贈り物をする人っているかなあ。
g@yyt
2012/02/22 10:51
いやあ、そういう解釈をされるとは思えませんでした。
g@yytさんが言われるような立派な人物ではないですよ。うちの総務課長(だった)人は。

酒を受け取ったのは現場です。あとで返すようにということで総務課長に渡したのがいつの間にか総務課のものになっていたのです。これでは職員が不信を持つのも当然です。

クレーマーが来ると「どんな理由があれ、クレームを受けた段階で現場が悪い」と当時の総務課長は言っていました。
ところが総務課にクレームがあると「現場が変な対応したんだろう。自分がクレームを受けるわけがない」と俺様ルールばかり持ち出す人間です。
だから職場内では鼻つまみ者だったのです。
無縁仏
2012/02/26 15:49

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