産経新聞社がおくる贈収賄のススメ

ちょっと、タイトル、言い過ぎかもしれませんが、いや、産経新聞さんの書評記事を読んで、思いっきり吹いてしまいましたので、ちょっと、ネタにしてみたいと思います。
ちなみに、本著のほうは、読んだわけではないので、内容を云々するつもりはありません。
その書評に対する所感というところで、読んでいただければと思います。

【書評】『解説 外国公務員贈賄罪 立法の経緯から実務対応まで』北島純著 (MSN産経)
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110918/bks11091807360003-n1.htm
この犯罪は文字通り、外国の政治家や公務員に賄賂を贈ったら、逮捕・起訴されてしまうという犯罪である。海外ビジネスに「お土産」や「接待」はつきものだが、「会社のために」と思ってやったことで、ある日突然、犯罪者に、なんてことが起こりうる。
ただし、海外ビジネスを手がける日本企業にとって、外国公務員への便宜供与は、厳しい国際競争を勝ち抜くためには欠かせないのも事実だ。

なんと正直な書評でしょう(爆笑)。

日本の公務員に絡む贈収賄には厳しい新聞社さんも、海外ならば、話は別ということでしょうか。
(というか、国内の接待・贈収賄事件でも、贈賄側は放置で、収賄側のみ叩くのが、日本のマスコミさんの慣例ですけどね)

まぁ、個人的には、我々、日本の官公庁の関係者としては、高い理念と職務に対する誇りを持って、金品や接待などに目がくらむような真似はしたくないものですし、世界の実情とリアルに対決しなければならない国際企業戦士のみなさんの現実の問題は、重々理解しているつもりですが、それはそれとして、こんな書評を読めば、皮肉を言いたくもなります(苦笑)。

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この記事へのコメント

革命烈士
2011年09月27日 11:34
まあ、現代であっても『公』の権威が大きい日本に於いては、収賄側が重く罰せられるのはしょうがない面がある。
これが贈賄側の免罪符になってはならない。
g@yyt
2011年09月27日 13:18
今、>>革命烈士がいいことを言った。
等々力
2011年09月27日 22:36
贈収賄事件で収賄側が比較的強く批判されるのは、①公務員に要求される高い倫理性に反し、②一般に収賄側が優越的な地位を有し、③彼らがしっかりすれば確実に防止され、④行政は社会的影響力が大きく、経済活動全体に反民主的風潮を催させる(優越的地位の乱用等)から、といった合理的な根拠があると思います。

ですが、この書評をみるにつけ、管理人さんがおっしゃるようなマスコミの慣例は、日本の行政に対する単なるイデオロギー的な反感を表明するのに利用できるからに過ぎず、倫理的・民主主義的な視点に立った規範を彼らが内面化しているからではないのではという疑念が頭をもたげます。

現象として無視できない以上、取り上げてしかるべきと思いますが、日本の「国際企業戦士」に感情移入するあまり、「善意でやったのにある日突然、犯罪者に」なんて贈賄側の被害者面を増長させるような紹介の仕方をするのは残念ですね。「厳しい国際競争を勝ち抜く」汚職ならおkというのでは、社会の木鐸の名が泣きます。
2011年09月28日 22:53
管理人さんです。

論理的なご意見、激しく同感です。
日本の官公庁の関係者、高い理念と職務に対する誇り忘れてはならないと思います・・・って、本文でも書いてるか(苦笑)。

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