【長野県王滝村】財政再建、道険し。
以前、長野県王滝村が、村営スキー場の負債から、財政再建団体への転落の危機に直面し、なんとか、本当に、なんとか切り抜けた的なお話を、ネタにしたことがありました。
で、ネタにして放置しておくのもいかがかと、その後の村の財政状況を、再度、確認してみました。
結論から言うと、王滝村は、ものすごいスピードで、財政健全化の道を走っています。
実質公債費比率を、平成19年から21年で、41.4%から23%まで低下。
将来負担比率も250.6%から112.9%まで低下。
とんでもないスピードで、財政状況を好転させました。
王滝村は、まず、平成17年にスキー場の運営を民間事業者に委託。
平成18年から、各種の補助金や公共事業を廃止または凍結。
同時に、前年まで10%程度だった職員給与の引き下げを25%に。
超・緊縮財政モードに移行すると同時に、翌年、平成19年以降、債務の借り換えと財政調整基金を限界まで使い切っての繰上償還という複合技により、将来債務を圧縮するという、捨て身の手段に出、それを成功させました。
↓また、今後の債務見通しについてもこんな感じで、ちょっと驚くような「いい感じ」です。
http://www.vill.otaki.nagano.jp/zaisei/otaki_zaisei/shakkn_hensaimikomi.html
正直、この勢いは、驚きです。
王滝村の人口規模は約1,000人。
標準財政規模は12億円にすぎません。
小規模な集団意思統一すれば、どんなことでも迅速に実行できるという見本であるような気もします。
そう。関係者が等しく苦難を受け入れることで、財政再建への道を早めたと言えるでしょう。
本当に、よくがんばっていると思います。
(この規模だと基礎自治体としては規模的に破綻しているという私の持論はさておいて・・・って、ぉぃ)
と、終われればよかったのですが・・・
はい。
現在、スキー場を運営している事業者が不採算を理由に撤退を表明。再度、村営にての運営を行うこととなりました。
そして、再度、約2億円の公費がスキー場に投入されることとなりました。
実際には、指定管理のための委託料が、今までも事業者に支払われていたので、いきなり2億円の支出が発生したというわけではありませんが、何にしても、相当の痛手であると思われます。
王滝村の財政再建は、まだまだ道半ばといったところでしょうか。
【おまけ:】
「みんなで苦労を分かち合う」って、少数では合意できても、集団が大きくなると、できないんですよねぇ。これがまた。
で、ネタにして放置しておくのもいかがかと、その後の村の財政状況を、再度、確認してみました。
結論から言うと、王滝村は、ものすごいスピードで、財政健全化の道を走っています。
実質公債費比率を、平成19年から21年で、41.4%から23%まで低下。
将来負担比率も250.6%から112.9%まで低下。
とんでもないスピードで、財政状況を好転させました。
王滝村は、まず、平成17年にスキー場の運営を民間事業者に委託。
平成18年から、各種の補助金や公共事業を廃止または凍結。
同時に、前年まで10%程度だった職員給与の引き下げを25%に。
超・緊縮財政モードに移行すると同時に、翌年、平成19年以降、債務の借り換えと財政調整基金を限界まで使い切っての繰上償還という複合技により、将来債務を圧縮するという、捨て身の手段に出、それを成功させました。
↓また、今後の債務見通しについてもこんな感じで、ちょっと驚くような「いい感じ」です。
http://www.vill.otaki.nagano.jp/zaisei/otaki_zaisei/shakkn_hensaimikomi.html
正直、この勢いは、驚きです。
王滝村の人口規模は約1,000人。
標準財政規模は12億円にすぎません。
小規模な集団意思統一すれば、どんなことでも迅速に実行できるという見本であるような気もします。
そう。関係者が等しく苦難を受け入れることで、財政再建への道を早めたと言えるでしょう。
本当に、よくがんばっていると思います。
(この規模だと基礎自治体としては規模的に破綻しているという私の持論はさておいて・・・って、ぉぃ)
と、終われればよかったのですが・・・
おんたけ2240の運営会社が撤退表明 王滝村は存続探る
http://www8.shinmai.co.jp/ski/2011/06/03_013584.html
木曽郡王滝村のスキー場「おんたけ2240」の指定管理者でリゾート経営の加森観光(札幌市)が、東日本大震災に起因するグループ全体の経営悪化を理由に同スキー場からの撤退を決め、(6月)2日、村に伝えた。
大滝村がスキー場運営案を提示
http://www.shinshu-liveon.jp/www/topics/node_195252
王滝村は(9月)13日、指定管理者の中途撤退を受けて「1季限りの村営」を行う同村のスキー場の来季の運営について、営業期間や誘客対策などの方針案を村議会に示した。
はい。
現在、スキー場を運営している事業者が不採算を理由に撤退を表明。再度、村営にての運営を行うこととなりました。
おんたけ2240:指定管理者撤退 今冬に限り村営 /長野 - 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20110904ddlk20020026000c.html
村は同日開会の9月定例会にスキー場の運営費約9938万円を盛り込んだ村公営企業観光施設事業会計補正予算案を提案し、賛成多数で可決された。(中略)
村は既に整備費に約1億900万円を投入し、次の指定管理者を探していた。
そして、再度、約2億円の公費がスキー場に投入されることとなりました。
実際には、指定管理のための委託料が、今までも事業者に支払われていたので、いきなり2億円の支出が発生したというわけではありませんが、何にしても、相当の痛手であると思われます。
王滝村の財政再建は、まだまだ道半ばといったところでしょうか。
【おまけ:】
「みんなで苦労を分かち合う」って、少数では合意できても、集団が大きくなると、できないんですよねぇ。これがまた。
この記事へのコメント
官公庁も、「社会保障」を、投げ出せば、経営が楽になるんですけどねぇ・・・いや、冗談です。だから、石を投げないで(以下略
年々コースが閉鎖されてて、経営状態の悪化はひしひしと伝わって来る。とにかくアクセスが悪い。アクセスの面で岐阜に集客力がありすぎて客が全部岐阜に取られてしまう。ゲレンデの雪質やコースは岐阜なんぞとは比べ物にならない程良いだけに、悪貨良貨を駆逐する的な印象すら覚えます。お客さんを増やそうにも場所が悪すぎるんですよね。でもここって客が少ないのが魅力なんだよなぁ(笑)
増えたほうが経営者は嬉しいが、少ないほうが利用者は嬉しい。スキー場の難しい所です。
ここに限らず木曽のスキー場はどこも似たような状況。どのゲレンデも雪質が良く特徴があって面白いだけに、もう少し岐阜の劣悪なゲレンデから客を呼べそうなものなんですけどね。現に一度岐阜から木曽に来た人はそのスキー環境の良さに虜になる人は大勢いる訳ですし。
とにかく木曽地域へのアクセスの悪さをなんとかしない事には、自治体の努力以前の問題です。
確かに、岐阜の東海北陸自動車道エリアのスキー場は、アクセス良好ですが、雪質が重いのも、コレ事実。
対して、R19長野方面は、アクセス悪いけれど、雪質は軽く、滑走距離も長くなりますよねぇ。
あと、道路のほか、宿泊インフラもちょっと、どうかなというのは、岐阜もR19も似たような部分がありますので、まぁ、そのあたりも、今後の改善の一歩になるかなぁ?